【出張講座レポート】武蔵野プレイス様「愛着と関係性を育むための”相互理解”のコツ」

講座概要

  • 講座名:「愛着と関係性を育むための”相互理解”のコツ」
    (「令和6年度後期いきいきセミナー」全12回講座のうちの第2回目)
  • 日時:2024年9月13日(金)13:30-15:00
  • 会場:武蔵野市立 ひと・まち・情報 創造館 武蔵野プレイス
  • 対象:令和6年度後期いきいきセミナー申込者(60歳以上の武蔵野市民対象)
  • 主催:武蔵野市教育委員会
  • 企画・実施:公益財団法人武蔵野文化生涯学習事業団
  • 講師:尾木和子(CRファクトリーコミュニティマネジメント認定インストラクター)

講師レポート

CRファクトリーコミュニティマネジメント認定インストラクターの尾木和子です。
武蔵野プレイス様のご依頼で、「令和6年度後期いきいきセミナー」全12回講座の第2回目を担当させていただきました。

「いきいきセミナー」は東京都武蔵野市で昭和41年から続くシニア世代対象の“仲間づくり”と”生涯学習のきっかけ探し”を目的とした講座です。今回で第101期をむかえ、これまでの受講生の方々は終了後も同窓会などを作られて楽しい活動を続けておられるそうです。
そのためにもセミナーのさまざまな場面に「仲間づくり」を促す仕掛けが施されています。第1回目の開講式では自己紹介の時間もあり、さらに各自で書いた「自己紹介カード」を3か月の受講期間のうちに全員と交換しあうそうです。

第2回目となる今回の講座は、仲間として9月から12月まで共に受講される皆さんに、より相互理解を深めていただくために企画されました。

まずは、なぜ「相互理解」が重要なのか?についてお伝えし、その後グループごとに相互理解のワーク「自分プレゼン」を行いました。自分自身について紹介するいくつかのテーマ(お題)から1つ選び、一人ずつ8分間お話していただきます。
ここで大事なことは、この8分間は発言者にお任せの時間ではなく、みんなで作り上げる時間にすることです。聞き手のメンバーは傾聴しながら、話し手が話しやすい雰囲気をつくり、お互いにより居心地の良い心理的安全な場が作られることを気にかけていただきました。

1番手から5番手まで、順番にグループワークが進んでゆくにつれ、会場そのものが熱を帯び、笑顔で合いの手が自然と口から出たり、身を乗り出して傾聴される姿や、話し手の方の安心した表情で発表されている様子に、講師の私まであたたかで幸せな気持ちをいただきました。

「皆さん今日初めてじっくり話される方々なのにすごく打ち解けられて、思いやりが溢れたいい雰囲気のクラスメートですね」とお声かけをすると、
「この講座に申し込む時点でもう理念を共有してる仲間だからかしら。気負いなく自然に自分を出せました」との感想をいただきました。
これからの残り10回の講座で皆さんがどんな居場所を作ってゆかれるかと思うと楽しみです。受講者の皆様のおかげで優しい時間がみんなで作られた相互理解あふれる良い講座となりました。

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