9月14日に、神奈川県横浜市戸塚区でコミュニティカフェを運営する「特定非営利活動法人こまちぷらす」との協働事業※の一環として企画した
【第4回「とつかフューチャーセッション」〜対話でつくる、わたしたちの未来〜】を開催いたしました。
※本事業は、2016年度より日本財団の助成事業の一環として実施している「地域の居場所づくりと参画のデザイン」の研究実践事業です。
少子高齢化、 生産人口の減少、 子育てや介護の孤立化。
今、複雑な社会的課題を当事者、支援者、企業、行政、共に解決していくことが求められています。
この「とつかフューチャーセッション」は、立場の違いを越えて人々が集い、社会的課題を様々な角度で見つめ、対話し、協業するきっかけとなる場として企画しました。
今回のテーマは「子育て」。
ミニ講座、ワークショップを通して、それぞれの立場から、「子育て」の課題・悩みについて「自分は何ができるか」「みんなで何ができるか」をディスカッションをしました。
当日は、子育て中の親子、子育て支援施設の運営者、企業、行政の方など満員御礼でスタートしました。
前半は、花王株式会社 生活者研究センター 宮川 聖子氏 による講演。
私たちの暮らしと企業のものづくり、それらの変化やあり方にお話しいただき、様々な人の声に耳を傾ける姿勢・考え方を教えていただきました。
後半は、「3枚の葉っぱ」ワークショップを行いました。
(葉っぱとは、子育て中の親から、事前に子育ての悩み・課題をアンケートを取り、その声を葉っぱの形にしたものです。)
自分に関心がある葉っぱ3枚を手に取り、その課題や悩みに対して、
明日から、そしてこれから先どう解決していけばよいかをディスカッションしました。
対話を通して、それぞれの思いや気づき、アクションを深めていく時間となりました。
これからも「こまちぷらす」のみなさんと、コミュニティカフェを通じて、地域の居場所づくりと地域課題を解決する担い手育成に取り組んでいきます!