2018年1月18日(水)から約2か月間、「オンライン・コミュニティ塾」の2期生として参加している皆様と、「強くあたたかい組織・コミュニティ」のマネジメントを学んでいます。
参加しているメンバーの顔ぶれは、大学生が2名、栃木や群馬などの遠方から参加される方、分野も子育て・介護・DV被害者支援・キャリア・地域づくり・居場所づくりまで、立場も境遇も分野も多種多様。
地域の集まり、社会人や学生のサークル、NPO・ソーシャルビジネスなどのコミュニティでは”多様なメンバー”の力が活かされることが大切です。
当プログラムでも、”多様なメンバー”が集まったことで、あらゆる視点が共有され、密度の濃い学びができていると感じています。「オンライン・コミュニティ塾」では、「反転授業」と呼ばれる手法を導入していることが最大の特徴です。
■反転授業を導入した「オンライン・コミュニティ塾」の流れ
①E‐learningシステム「エデュリオ」を用いて、参加者が各自で動画教材を見る
②動画教材で学んだことを基に、各単元に準拠したワークシートなどの事前課題に取り組む
③各スクーリング(全5回)に参加して、ディスカッションしながら学びを深める
(※スクーリングでは、参加者同士で事前課題を共有し、ディスカッションの時間をたっぷり取ります)
自分のペースで自宅学習を進め、学んだことを題材に参加者同士のディスカッションを行います。そのため、より手軽に、より実践的に自団体の課題と向き合うことができると、前回の1期生の方々からもご好評をいただいております。
動画による自主学習では、最後まで飽きずに、いつでもどこでも手軽に学べることを意識しました。
・弊社代表の呉によるポイントの解説
・団体運営において誰もが抱えがちな課題をイメージ化した演劇
を組み合わせた3分程度で見られる動画を、1課につき約5本制作。
演劇の役者や動画制作のプロにもご協力いただいた力作です!!
動画で各単元の学習を行い、事前課題に取り組んだ2期生の皆様は、スクーリングに参加。
スクーリングでは、CRファクトリーでの従来のセミナーと比べ、講師による講義が事前学習によって省かれるため、より多くの時間を参加者同士のディスカッションや交流に充てることができます。
団体が抱えがちな課題に共感しあったり、当事者が思いつかなかった視点からアドバイスをしあうなど、活発であたたかい雰囲気の中、ディスカッションが行われました。
ファシリテーターも各回で異なるため、それぞれの原体験や価値観を織り交ぜた、変化のあるスクーリングが実践できたかと思います。
★スクーリング内容★
□第1回(ファシリテーター:NPO法人CRファクトリー 代表理事 呉 哲煥 )
_オリエンテーション
□第2回(ファシリテーター:NPO法人CRファクトリー 代表理事 呉 哲煥 )
_①強くあたたかい組織のつくり方
_②団体のビジョンを考える
□第3回(ファシリテーター:NPO法人CRファクトリー 外崎 恵子 )
_①新たな仲間を巻き込む
_②会議を効果的にマネジメントする
□第4回(ファシリテーター:まつど市民活動サポートセンター センター長 阿部 剛 )
_①みんなで活動計画を立案する
_②多様な関わり方をデザインする
□第5回(ファシリテーター:NPO法人CRファクトリー 代表理事 呉 哲煥 )
_最終プレゼンテーション&修了式
そして2期生の皆様は、約2カ月間にわたる仲間との学びあい・磨き合いを経て、来る2月25日(日)、スクーリング最終回で集大成となるプレゼン大会に臨みます。
プログラムでの学びをどのように咀嚼し、自分たちの団体・組織の課題やこれからの活動に落とし込んでいくのか、その一端を最終プレゼンで見ることができるので、スタッフ一同、とても楽しみにしています。
プログラム自体はのこり僅かの時間ですが、ここでの学びが、参加者が関わるそれぞれの団体に、少しでも良い影響を与え、今後の発展に繋がれば、嬉しい限りです。