コラム「年末年始にコミュニティリーダーが考えるべき5つの問い」

こんにちは、代表の呉です。
もう2013年も終わりに近づいてきましたね。
あっ、メリークリスマス!^^

年末年始は比較的日常業務から離れて、静かな気持ちで大局的なことを
考えるチャンスですね。
「2014年はどんな団体・コミュニティをつくっていこうかなぁ」。
そんなあなたに、年末年始に改めて考えたい5つの観点(問い)を
提案させていただきます。

問1 団体の理念作成と浸透をどうするか?
問2 多様な関わり方のデザインをどうするか?
問3 メンバーのコミットメント(主体性やオーナーシップ)を
高めるための仕組みや制度をどうするか?
問4 メンバーのエンゲージメント(愛着や仲間意識)を高める
ための仕組みや制度をどうするか?
問5 団体のコアとなってくれる人財をどのようにリクルートするか?

問1 団体の理念作成と浸透をどうするか?
理念は「作成」と同時に「浸透」がとても重要になります。一人ひとりが
いかに理念を腹落ちさせているか。理念がメンバーの関わるモチベーション
の源泉になるような「浸透方法の設計」をしていきましょう。

問2 多様な関わり方のデザインをどうするか?
ボランタリーな人財が多い組織のマネジメントで特に重要なのは
「多様な関わり方のデザイン」です。ここをしっかり設計できれば、
お互い責め合ったり、気後れしたりすることなく、心地良い期待感の
中で一緒に活動することができるようになります。

問3 メンバーのコミットメント(主体性やオーナーシップ)を高める
ための仕組みや制度をどうするか?
「コミットメント」の高いメンバーが団体や活動を支えます。
関わるメンバーの主体性やオーナーシップを高めるような「体験機会の設計」
や「社内イベント(研修)」の設計を考えましょう。

問4 メンバーのエンゲージメント(愛着や仲間意識)を高めるための
仕組みや制度をどうするか?
「愛着」の高さや「仲間意識」の高さは、人と組織のマネジメントにおいては
根本的に重要な位置を占めています。「団体を好きになる」ことや「仲間との
関係性が強まる」機会をどう設計するか考えましょう。

問5 団体のコアとなってくれる人財をどのようにリクルートするか?
ボランタリーな人財は「流動性」が高いがゆえに、新たな人財のリクルート
(仲間集め)の仕組みは持っておきたいものです。リクルートを「偶発」に
任せすぎず、制度設計をしていきましょう。

※その他の補足的な問いとしては、
・団体の認知向上をいかに図るか?(ブランディング)
・団体のサービス・イベントの定常化・パッケージ化をいかに図るか?(サービスの定常化・標準化)
・団体の収支・財務をどのようにマネジメントして持続可能な活動にするか?(財務)

ぜひ年末年始にノートに書き書きしながら、2014年のありたい姿を構想し、
わくわくしながら2014年をスタートしてください。

(代表 呉哲煥)

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