コラム「相互理解が組織を強くする」

こんにちは、代表の呉です。
新年あけましておめでとうございます。(さすがに時期遅れですね・笑)

Q. みなさんの団体では、メンバー同士がお互いのことを深く知り合う
ような仕組みがありますか?

今回のテーマは「愛着・仲間意識」についてです。
良い組織・強い組織をつくる上で、大きなマネジメント項目の1つに
「団体への愛着」「メンバー同士の仲間意識」をどう醸成するかという
ことがあります。
「団体への愛着が高いメンバー」が多ければ、それだけパフォーマンスも
高くなります。そのことは三菱総研の調査でも明らかですし、「メンバー
同士の関係性(仲間意識)」がパフォーマンスに大きく影響を与えることは、
マサチューセッツ工科大学のダニエル・キム教授の「成功の循環モデル」
でも明らかにされています。
「団体への愛着」「メンバー同士の仲間意識」を醸成することはとても
重要なマネジメント項目なのです。

ではどうすれば「団体への愛着」や「メンバー同士の仲間意識」を
醸成することができるか。

大きなポイントは2つです。
1. 理念共有・浸透
2. 相互理解

1の理念の共有・浸透が深くできていれば、それは愛着や仲間意識の
醸成に大きく寄与します。(これについては別の機会に書きますね)
そして、今回フォーカスしたいのは2の「相互理解」です。
メンバー同士の相互理解が深まれば、それは団体への愛着や仲間意識の
醸成につながります。

Q.みなさんはどんな団体に愛着を感じますか?
愛着を感じるときの要素とは何でしょうか?

その答えの1つは「素敵な仲間がいる」「自分のことを理解してくれて
いる仲間がいる」「一緒に仕事をしたいと思える仲間がいる」ということ
があるのではないでしょうか。
このような状態になったとき、それは「居場所」に近い感覚になり、
深いエンゲージメントが結ばれ、パフォーマンスの観点から見れば
「団体のためなら何でもやる」くらいのパフォーマンスや経営目線に
なる可能性があります。
これは究極の「団体と個人のWINWIN」ですね。
そして、それを実現するために大切なのが「相互理解」なのです。

いよいよHow(方法)に入ります。
よって、メンバー同士がお互いのことを深く知り合い、相互理解を深め
られるような仕組みや仕掛けを持ちましょう、というのが今回の提案です。
具体的な施策としては、
1. 相互理解のワークショップ
2. 合宿・旅行
3. レジャー・飲み会
などです。

メンバー同士が「対話」「語り合う」機会・場をデザインし、
「根っこの部分」を共有し合いましょう。
それを具体的な施策や制度や社内イベントとして、団体の仕組み・
年間計画の中に組み込んでいきましょう。
(もっと詳細を知りたい方はご連絡ください)

相互理解を深めて、メンバー一人ひとりの愛着や仲間意識を醸成する
ことは、強い組織をつくる上でとても重要なことです。
そして、そのことはパフォーマンスや推進力を上げるだけに留まらず、
あなたも含めた仲間たちの「人生の充実感」を高めてくれることになる
と思います。

(代表 呉哲煥)

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