コラム「年間計画というエスカレーターを仕組む」

こんにちは、代表の呉です。
新年度がスタートし、「今年度は団体をこんなふうに
したいな~、やるぞ~~~!」とわくわくしている頃
ではないでしょうか。

ボランタリーな人財が多い組織では「人のモチベーションや
意識が多少下がっても動いていく仕組み」を持つことが継続
の秘訣であり、クオリティ担保の秘訣になります。

特に日程調整は膨大なコストがかかりますし、義務も給与も
ないつながりの中では、早め早めに日程(ミーティング・
社内外イベント)を決めて、メンバーに予定を押さえてもらう
ことが重要ですね。

「そのときにならないと企画が決まらない・・・」
「そのときにならないと予定がわからない・・・」
「みんなそれぞれの都合があるから決められない・・・」
という事情も大いに有り得るので、ケースバイケースでは
ありますが、できることならば先々の予定を決めてしまって、
メンバーに共有したいですね。

私が12年以上やっているDCT交流勉強会では、年度末の2月3月に
次年度の4月~3月までの年間予定を決めてしまいます。
(勉強会日程、スタッフレジャー日程、スタッフ戦略ミーティング日程、など)

NPO法人CRファクトリーでも、年間の社内イベント予定を
組んでメンバーに共有をしました。(最下記の写真参照)
もう来年3月の卒業式に日程が決まっています。(懇親会の時間も決まっています・笑)

「そのときにならないとわからない」ということによって、
先々の予定を決めないと、都度都度考え都度都度決めるという
パワーを都度都度かけていかなくてはならなくなります。
その進め方では、スタッフのモチベーションや意識が下がった
ときにパフォーマンスが落ちるリスクをはらんでしまいます。

えいやっ、で年間予定を一旦決めておいて、近くなったら
修正・変更すれば良いのです。
まずは「年間予定を仮でも良いから決めてしまう」という姿勢が
経験的には重要だなぁと思っています。

CRファクトリーではこう言っています。
「年間計画はエスカレーター」。
年間計画があると、人のモチベーションや関わり度合いが多少
下がっても、団体を進めてくれるエスカレーター的な力が働きます。
この「自動で動くエスカレーター」を少し仕組みとしてかませる
ことでぐっと楽になり、ぐっとパフォーマンスがあがりますよ。

とはいえ、その都度その都度の情熱やこだわりも忘れずに。^^

(代表 呉哲煥)

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