コラム「合宿をしよう」

こんにちは、代表の呉です。
先週の土日は「日本ブラインドサッカー協会」の経営合宿「ブラサカブートキャンプ2014」にファシリテーターとして参加してきました。
全国各地にいる主要なスタッフ約30名が熱海のホテルに集まり、1泊2日でビジョン/ミッション/長期ゴール/戦略戦術・ロードマップなどについて語り合います。
ブラサカの主要スタッフは(理事・部門長含め)、主にボランタリーなメンバー。
ボランタリーだからこそ、一堂に会して/対話型で/ボトムアップで戦略を立案して、目線合わせ・共通認識づくりをすることがとってもとっても重要です。

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合宿の効果を3つ挙げると、
1.アウトプットがたくさん出る
1回2時間のミーティングとは違って、かなり大量の時間を使うことができるので、出るアウトプットの質や量も高い。細切れになりやすい経営戦略アジェンダの議論が、ここではまとめて一気に話すことができる。
2.目線が揃う・共通認識ができる
たくさんの共有や対話を通して、バラバラだった(?)スタッフの認識がぎゅっと揃ってくる。チームワークや組織において、「向かう方向が揃っている」「目線が揃っている」「共通の認識を持てている」ということほど重要なことはない。
3.相互理解が進む・関係性が強化される
自己紹介をし、アイスブレイクをし、自己開示・相互理解ワークをし、経営戦略について対話し、宴会で飲み、温泉に入り、また経営戦略対話をする。そんなたくさんのコミュニケーション、そして泊まりだからこそ深まる人間関係があるなとつくづく思います。
「人と組織のマネジメント」においての究極のテーマは、どうやってメンバーの「コミットメント(やる気)」と「エンゲージメント(組織・仲間への愛着)」を高めることができるかにあります。
その「コミットメント」と「愛着」を高めるために重要で効果的なことは、
①理念を共有すること(理念=ビジョン・ミッション・長期ゴール・戦略など)
②仲間を共有すること(お互いを知る・相互理解)
の2つだと思います。
結局、人や組織は、「コミュニケーション」が最重要であり、それを長い時間・濃密に行えるのが「合宿」ということですね。
みなさんの団体も年間計画の中に「経営合宿」を入れ込んで、スタッフと一緒に「ビジョン・ミッション・戦略」を語り合ったり、お互いの人生や仕事や恋愛を語り合うような濃い時間を過ごしてみてください。
(CRファクトリーでは5月4日~6日の2泊3日で経営合宿に行きます)

(代表 呉哲煥

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