コラム「新しい人財が団体を成長させる」

こんにちは、代表の呉です。
先週の日曜日にスタッフギャザリング(スタッフみんなが集まり相互研鑽する研修的なもの)があり、そこで「経営者対話」というコンテンツを実施しました。

創業者である私の「生い立ち・家庭環境」から始まり、「高校時代」「大学時代」「会社員時代」「独立・起業(貧乏生活)」「現在に至る数段階の成長」など、団体がなぜいまこのような状態になっているのかを歴史を振り返りながら共有していきます。

どうしても新しく入った人・途中から入った人は、「なぜいまこの事業をやっていて、こういう組織になっているのか」、その経緯や理由がわからないですし、「すでに船はできていて進んでいる」と錯覚してしまいます。
船なんてほぼなくてみんな泳いでいるぐらいなのが実態ですね、ベンチャーですから。
そういったところを共有するためのコンテンツです。

CRファクトリーの歴史を振り返って改めて思うことは、「新しい人財の加入によって成長してきた団体なんだなぁ」ということ。

代表・リーダーの成長・スケールアップの力というより、新しい人財の加入によって団体のレイヤーが一段上にアップしています。新しい人財との相互作用によって代表・リーダーも成長しています。これは大きな気づきです。

代表・リーダーは当たり前ですが「がんばり屋さん」なので、「自分の力」でなんとか団体を成長・発展させようとします。とても当たり前のことですね(笑)。
ただ、代表・リーダーという一プレイヤーのがんばりでは限界があり、勝てるチームにはなかなかなれません。
(スラムダンクの「赤木キャプテン」(湘北)が一番わかりやすいですね)
代表・リーダーのがんばりだけでは団体は成長しないのです。

新たな人財・多様なタレントの加入が、団体のステージを引き上げてくれるということであれば、代表・リーダーのあり方や心構えも変わります。
自分がスケールアップするだけでなく、新たな人財・多様なタレントをリクルートする視点を持つようになりますし、その仲間たちとチームをつくり、そのチームの力で団体をレイヤーアップさせていこうとする姿勢を持つようになります。
(キーワードだけ切り取ると「リクルート」と「チームづくり」が腕の見せどころです。※「リクルート」と「チームづくり」ができるNo2を右腕につけることも含めて)

桜木が入り、流川が入り、宮城が入り、三井が加わることで、今までいた赤木キャプテンも小暮も活かされて、全国で戦える強いチームになります。

私はどちらかというと「自分の力でなんとかしよう」というタイプです。
それでもここ数年は右腕・左腕・No2とチームをつくって仕事をするようになってきました。
これは実はそれが好きだからということからではなく、1人でやり続けること・がんばり続けることの限界から来た境地のように思います。
「全国制覇!」と声高に熱い目標を掲げながらも、誰もついてこれないチームを率いて孤軍奮闘する赤木キャプテンになんだか似ています。その行き詰まりが多様なタレントを受け入れることにつながったというのが私の実のところです。

新しい人財が団体を成長させる。
CRファクトリーもこの春に採用したインターンたちが、最近はとても勢いよく活躍してくれて団体がとても活性化しています。
団体も成長するし、やっていて楽しいです。

もうひとりではありません。
小暮「ずっとこんな仲間が欲しかったんだもんな」
(代表 呉哲煥)

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