診断を通してわかること
「コミュニティキャピタル診断」を実施することで、コミュニティ・組織の状態を的確に把握することができます。
- どれくらい理念・ビジョンに共感し、自分もがんばりたいと思っているか?
- どれくらい自分は役に立っている、必要とされていると思っているか?
- どれくらいメンバー間の関係性が良好で、楽しく、居心地が良いと思っているか?
コミュニティキャピタルの3因子に基づいて、あなたの団体・組織・コミュニティの状態を測定することができます。そして、それが的確にわかることで、
- 理念・ビジョンの共有が十分なのか、不十分なのか(理念共感と貢献意欲)
- 一人ひとりの役立ち感や活躍をコーディネートできているか(自己有用感)
- メンバー間の相互理解や関係性づくりがうまくできているか(居心地の良さ)
を確認・評価することができます。
コミュニティに対する評価は、主観的で人によって意見が分かれやすいもの。400団体9000名のデータベースに基づいた定量的で客観的な指標に照らして、自分たちのコミュニティ・組織の状態を正しく把握しましょう。それを基にしてチームの中でディスカッションができれば、コミュニティ・組織に対するかなり深い分析と見立てを得ることができます。
より良いコミュニティ・組織への道は、コミュニティの状態を把握する「診断」から始まります。あなたのコミュニティ・組織の「コミュニティキャピタル」を知るところからより良いコミュニティ・組織づくりを始めてください。
診断結果レポート
診断を通して、コミュニティキャピタル度を測定し、組織・コミュニティの状態が可視的に知ることができます。
- あたなの団体の「コミュニティキャピタル」が得点・スコアで表示されます。
- 50団体10,000名の「全国平均」と「自団体」との差を比較することができます。
- 「役割別」「活動時間別」「活動暦別」にメンバー・スタッフの状態を把握することができます。
レポート読み解き会(分析ワークショップ)
診断した後が大事!レポートの読み方から、結果をもとに課題や悩みを分析し、改善策を考えるワークショップも実施します。(参加費無料、オンライン開催を予定)
「どんなコミュニティ・組織にしていきたいか」
「そのためにどんな打ち手や施策を打っていけばと良いか」
など、団体のありたい姿から、そのための打ち手や施策まで、一緒に考えてみましょう!
過去の読み解き会の様子はこちら
診断実施の声(かものはしプロジェクト)
導入背景・動機・課題
- なぜコミュニティキャピタル診断を実施したいと思ったのですか?
- かものはしプロジェクトのミッションは「子どもが売られない社会をつくる」ということです。そのミッションを推進していくために、スタッフやサポーター(会員)、ボランティアの皆さんが集まって活動しています。そこのコミュニティがどういう状態にあるのか、コミュニティキャピタルが「個人のパフォーマンス」や「団体の成果」にどう影響するのか、関わっている人たちは幸せなのか、そういったことについてエビデンスを持って知り、改善案の仮説を考えていきたかった、ということが一番の動機です。
実際に診断を受けてみて/導入に至って
- 導入にあたっての不安はありましたか?どのように乗り越えましたか?
- 特にサポーター(会員)さんには半年ぐらい前に別のアンケートを取らせていただいているので、アンケートをお願いする頻度が高すぎないか気になりました。そのような状況についても丁寧にご相談に乗っていただき、結果的には総会というリアルな場で行なうことにより、みなさんに負荷の少ないかたちで実施することができました。アンケート自体が3分くらいで終わる簡単なもののため、実施負荷は少なかったです。
取り組み成果・気づき・やってよかったこと
- 診断を実施してみていかがでしたか?何が良かったですか?
- まずはエビデンスがあることです。コミュニティに関する議論は、しばしば個人の体験に基づいた議論になりがちです。今回の診断によりエビデンスがあって、その上でそれぞれの体験も含めて議論ができるようになりました。何人かで議論をしましたが、ポジション別、活動歴別、因子別などに分析できているため、面白いインサイト(洞察・発見)がたくさん出てきています。今後、横断的に色々な人に集まって頂き、これを肴に話し合いをし、具体的な改善策を検討していきたいと考えています。
診断実施の声(ムジカべべ0歳からの音楽会)
導入背景・動機・課題
- なぜコミュニティキャピタル診断を実施したいと思ったのですか?
- メンバーが組織に対してどう感じているのかを客観的に知りたいと思ったからです。活動をしていると、日々いろいろなことがあり、それに対してメンバーの気持ちやモチベーションがどのような状態になっているのかは、代表として気になるところです。それらを少しでも把握することで、より良い組織・コミュニティにしていける手立てを考えたいと思ったことも大きな動機です。
実際に診断を受けてみて/導入に至って
- 導入にあたっての不安はありましたか?どのように乗り越えましたか?
- 初めてこのような診断を取り入れたので、実施に当たりメンバーから面倒に思われたり、必要性について疑問を持たれたりなどしないかと少し不安でしたが、やってみると想像していたよりもずっと簡単な診断だったので、拍子抜けしました。先に回答したメンバーから「すぐに終わったよ」と感想があり、他メンバーも比較的すぐに取り組んでくれたようです。
取り組み成果・気づき・やってよかったこと
- 診断を実施してみていかがでしたか?何が良かったですか?
- ビジョンへの共感度が高いということが確認できたことが良かったことです。あまり自信を持っていなかったので、予想外のスコアに背中を押してもらえる気がしました。また、比較的スコアの低いところもありましたが、客観的な診断結果なので、冷静に受け止め、改善に向けて取り組もうと思えました。人数が少ないので、組織内でのヒアリングなどといった手法だと、お互いへの遠慮などもあって本音が出しきれない部分もあるように思うので、そういったバイアスのかからない診断はとても貴重だと思います。
診断をさらに活用したい方へ
追加オプションのご案内
回答者の追跡調査について
「コミュニティキャピタル診断の一つのメリットは診断を継続していただくことで、団体の状態の変化を客観的に把握できる点です。しかし、回答には個人差があるため、診断ごとに回答者が大幅に入れ替わっている場合、団体の状態が変わっていなくても診断結果が変化してしまうことがあります。より正確な状態変化を把握したい団体の皆さんには、個人の回答の追跡するためにメールアドレスを回答していただくことをご提案しています。こうすることで回答者の匿名性を保ちながら個人追跡をすることができ、継続して回答している人だけの回答から団体の状態の変化をより正確に把握することが可能になります。是非ご検討ください。
※診断結果は回答者個人を特定する内容はございません。
追加質問ついて
コミュニティキャピタル診断の水準を高め、団体の状態とその変化をより深く分析して、団体の状態をより効果的に改善する方法を開発するために、回答者の心の状態や考え方に関する質問を追加することとしました。今回の調査は、追加する質問を確定するための準備段階の調査で、最終的な質問数よりも3割ほど多い37問を追加して調査をします。通常の診断に加えて、この準備段階の調査に協力してくださる団体の皆様を募集しています。調査の趣旨をご理解いただき、ご協力をお願いいたします。
※追加オプションの詳細につきましては、説明会へご参加ください。
組織の状態を見える化した「その後」のために
レポートを活用して、組織内での対話の時間をつくることをおすすめします!
客観・数値でとらえた状態に対して、自分たちの「主観」を加えることで、さらに気づきが豊かになります。
たとえば、このようなテーマで話し合う場をつくってみてください。
・レポートからの感想・気づきの共有
・自分たちらしい・良い組織をつくれていると感じたポイントとその理由
・予想外だった・感覚とのズレがあったポイントとその理由
・これからさらに強くあたたかい組織を育むための施策・アイディア
対話を進めるために外部の人間の力を必要とする場合は、ぜひCRファクトリーにお声がけください。
・診断結果への理解を深めながら対話する「読み解きワークショップ」
・理想の組織の姿に近づけるために一緒に取り組む「組織コンサルティング」
いずれも、オンラインでの実施が可能です。
日時、参加者、内容、進め方など、組織の状況に合わせて個別に設計することが可能です。
※費用については個別にご相談ください。
お申込み・デモ診断(無料)
お申し込み
あなたのコミュニティを測定してみませんか?
応募期間
2022/5/9(月)~7/22(金)
アンケート実施期間
(※結果確認はアンケート最終日の翌日より可能です)
①2022/5/16(月)-5/25(水)
②2022/5/30(月)-6/8(水)
③2022/6/13(月)-6/22(水)
④2022/6/27(月)-7/6(水)
⑤2022/7/11(月)-7/20(水)
⑥2022/7/25(月)-8/3(水)
デモ診断(無料)
オンライン説明会
本診断をご検討されている方向けに、オンライン説明会を開催いたしました。
説明会の様子は以下の動画をぜひご覧ください。
(個別相談も承りますのでご希望の方はお気軽にお問合せください)
お問い合わせ
NPO法人CRファクトリー
コミュニティキャピタル診断 事務局
呉・西岡
cclabo@crfactory.com