第2因子「自己有用感」を向上させるためののポイント
第2因子「自己有用感」を向上させるためのポイントは、「役割」と「フィードバック」です。人は「役割」があることで自分のやることが明確になり、意欲や行動も湧きやすく、その結果「自分は役に立っている」と感じられるようになりやすいものです。逆に「役割」があいまいなままだと、何をやっていいのかわからず、「居心地は良いが、役に立っているようには思えない」という状態になりがちです。一人ひとりが活躍できるような役割設計・業務設計を心がけましょう。
また、実際はかなり活躍・貢献してくれているにも関わらず、本人がそれを感じ取れないというケースもあります。本人は「もっとできるはず」と思っていたり、自分の活躍・貢献を正当に評価できなかったりします。そこにはしっかりとした「振り返り」の機会や「フィードバック」が必要です。そのような機会によって、本人が達成感を感じたり、自分の活躍や貢献を確認できるようにしていきましょう。
【キーワード】
役割と出番、興味と得意を活かす、振り返り、フィードバック
【施策アイデア】
組織図、役割設計、適材適所配置、面談、成果報告会、感謝カード