新型コロナウィルスによる影響で、リアルなイベントやセミナーができなくなり、オンラインのイベントやウェビナーが増えてきていると思います。
そして、この状況の長期化に向けて、オンラインイベントやウェビナーが市⺠活動・コミュニティ活動の大きな活動手段の一つにもなるとも言えます。
そこで、CRファクトリーでは、主催者が曜日・時間帯設定をする際の参考となりますように、オンラインイベントやウェビナーの場合には、参加者はどの時間帯が参加しやすいのかを調査いたしました。
調査概要
■目的:この状況下でのノウハウ、変化の実態、気づきを調査し、共有知として公開することで、全国の市民活動・非営利組織の運営の質的向上に寄与すること
■対象:会社員、公務員、NPO職員、自営業(フリーランス含む)、パート・アルバイト、学生など
■調査期間:2020年4月30日〜5月3日
■調査方法:WEBアンケート
■回答者:101名
調査レポート
結果の概要は以下の通りです。
全体傾向
「平日の20時〜22時」が最も人気が高く、次に「土日の14時〜16時」、「土日の10時〜12時」が参加しやすいという結果になりました。
「平日の14時〜16時」や「土日の20時〜22時」にも多くの票が集まりました。
年代別の傾向
どの年代も「平日20時〜22時」が多いですが、30代は「土日14時〜16時」が多く、50代は「平日10時〜12時」「平日14時〜16時」が多いという結果になりました。
職業別の傾向
会社員・公務員共に「平日20時〜22時」と「土日14時〜16時」が多くなりました。
一方、NPO職員は「平日14時〜16時」が最も多く、自営業・フリーランスの方もこの時間帯を好む傾向が見られました。
家族構成別の傾向
一人暮らしの方は「19時〜21時」や「20時〜22時」など夜間が多くなりました。
一方、家族同居の方は「10時〜12時」や「14時〜16時」が多い傾向が見られました。
おわりに
ぜひ、今後のオンラインイベントやウェビナーの時間設定の際の参考にしてください。
今年の市民活動・コミュニティ活動は、オンラインイベントやウェビナーが市民活動・コミュニティ活動の大きな活動手段の一つにもなると思います。
気持ちが活動に向かわない状況もあるかもしれませんが、それぞれのタイミングで立ち上がって、トライ&エラーを繰り返しながら、新しい活動のかたちを開発していきましょう。
この長期化するであろう状況下でも市民活動・コミュニティ活動が活発に行われることを心から願っています。
NPO法人CRファクトリー
代表理事 呉 哲煥
本件に関するお問い合わせ
NPO法人CRファクトリー
事務局長 原田 篤志
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