こまちぷらす「地域の居場所づくりと市民参画のデザイン」〜「子育て」「障がい」「介護」等の地域課題の担い手を育成するカフェモデルの確立と横展開〜

神奈川県横浜市において、NPO法人こまちぷらすと協働で、「地域の居場所づくりと市民参画のデザイン〜「子育て」「障がい」「介護」等の地域課題の担い手を育成するカフェモデルの確立と横展開〜」事業を実施しています。

本事業は、「こまちカフェ」というコミュニティカフェを舞台に、子育て中のお母さんが一杯のコーヒーを飲みに来る敷居の低さから「場」へ参加することができ、少しずつ「居場所」や「役割・出番」「活躍の機会」を獲得していくことをコーディネートすることに取り組んだ事業です。そして、それは子育て中のお母さんに限らず、一般市民が「場」を通して「居場所」「役割・出番」を獲得し、「まちの担い手になっていく」という場とコーディネートのモデルづくり事業でもあります。

こまちぷらすと協働でつくりあげた場とコーディネートによって、「ふらっと」来れるカフェという場所を起点に、「心地良く居られる・つながれる」雰囲気と愛着をつくり出し、そこから一人ひとりの「やりたい」を引き出して活躍の場をつくっていくことで、「いつの間にか“まちの担い手”になっていた」という市民が生まれています。

この事業には、CRファクトリーのコミュニティづくりのメソッドがふんだんに活用されていて、「地域」「場所」というハードと「ノウハウ」というソフトとの組み合わせの効果の高さを実感しています。
これからもさまざまな地域や場所に「居場所づくり」「担い手づくり」のメソッド(=コミュニティマネジメントノウハウ)を導入・活用していければと思います。

本事業を通じて見えてきたポイント(私たちがご相談にのれるポイント)

1.「市民参加」「まちの担い手」をどのようにつくっていけばよいか
2.「コーディネーター」はどのように育成すればよいか
3. NPO(コミュニティカフェ)× 中間支援組織 × 助成財団との「協働」

協働パートナーの声

現場にいるとどうしても一人一人の個性、その場の化学反応や臨場感を大事にしたくなりますが、CRファクトリーさんとの協働を経てそれも大事であること、加えて、体系化して進める良さを実感できました。全国の様々な分野のノウハウももってらっしゃるので、分野外の具体的な実例を参考に、自分たちのやり方をブラッシュアップすることもできました。何より、代表としても先が見えにくいことに挑戦することは常に勇気がいるのですが、「自信をもって進んで大丈夫。共に考えてよりよい社会に一緒にしていきましょう。仲間は日本全国にいっぱいいるから!」というメッセージがいつも大きな励みになりました。(代表 森祐美子)

CRファクトリーさんと一緒に事業をすすめられたことで私たちがこれまで必要だろうと何気なくやってきたことがきちんと言葉や図でわかりやすく伝えられるようになりました。そのことは、私たちの事業を他地域等で伝えていくためにとても力になりました。またコーディネーター育成に関わっていただき、一人一人が成長していく様子を間近で見ながら嬉しく感じていました。私たちにはない新しい視点をいただきながら、組織の内外問わず関わる人みなが笑顔につながる事業に成長できたと感じています。協働パートナーとしてCRファクトリーの皆さんに3年間お願いできたことに感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。(副代表 北本若葉)

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