基調講演
studio-L代表 / コミュニティデザイナー / 社会福祉士
1973年愛知県生まれ。大阪府立大学大学院および東京大学大学院修了。博士(工学)。建築・ランドスケープ設計事務所を経て、2005年にstudio-Lを設立。地域の課題を地域に住む人たちが解決するためのコミュニティデザインに携わる。まちづくりのワークショップ、住民参加型の総合計画づくり、市民参加型のパークマネジメントなどに関するプロジェクトが多い。著書に『コミュニティデザインの源流(太田出版)』、『縮充する日本(PHP新書)』、『地域ごはん日記(パイインターナショナル)』、『ケアするまちのデザイン(医学書院)』などがある。
分科会

どこまでも本気で(人生かけて)問題解決に挑んでいるお三方に、個別支援を超えた「つながり」や「コミュニティ」での若者支援の可能性について語ってもらいたいと思います。「個別支援」と「つながり・コミュニティづくり」の両方をどう調合していくのか。それぞれの世界観の共演がとても楽しみです。
NPO法人パノラマ 代表理事
ひきこもってからの支援に限界と罪悪感を感じ、平成26年にNPO法人パノラマを設立し、社会的孤立を予防するハイティーンからの支援を実現するため、横浜市内の課題集中校で校内居場所カフェを入口とした包括的な伴奏支援に取り組み、ひきこもりの若者たちのための居場所運営を行っている。

困ってからの支援は絶対に必要ですが、困りそうな人への支援を効果的に行うことで、困ってからの支援はもっと効果的に機能できることを共有できればと思いますので、どうぞよろしくお願い致します。
NPO法人ピッコラーレ 代表理事
第2子の出産をきっかけに助産師を目指し、その後病院や助産院で助産師として働く。 妊娠から出産、子育てを継続的に伴走する助産師でありたいと地域で活動する傍ら、特定非営利活動法人ピッコラーレ(旧:一般社団法人にんしん SOS 東京)の運営に代表として携わる。 著書に『漂流女子』朝日新聞出版(2017年)がある。

2021年開始早々にすでに息切れ気味の自分にとって、「ちょうど良い感じ」というキーワードほど刺さるものはありません。みなさんの「ちょうど良い感じ」も教えてもらいながら、自分の「ちょうど良い感じ」を発見する時間にできる予感にワクワクしています。
NPO法人サンカクシャ 代表理事
1989年埼玉県出身。約12年前より、ホームレス支援や子どもの貧困問題に関わり始める。生活保護世帯を対象とする中学3年生の学習支援に長く関わっていたが、高校進学後に、中退、妊娠出産、進路就職で躓く子達を多く見たことから、NPO法人サンカクシャを立ち上げる。サンカクシャでは、15歳から25歳前後までの学校や社会に馴染めない若者の居場所作りや進路就職のサポートを行なっている。

「こうあるべき」という漠然としたプレッシャーに悩み、傷ついてきた若者を支える立場から感じる、生き方や繋がりをお話できたらと思っています!

いま全国10地域・団体をつないだ連携体「つよあたアライアンス」を結成していて、その取り組みもご紹介しながら、各地域の熱い実践事例をご紹介します。これからのNPO・市民活動や中間支援組織はどうあれば良いのか。キラリと光るこの3人に実際の取り組みと考え方を存分に語ってもらいたいと思います。
NPO法人長野県NPOセンター 市民協働サポートセンター(長野市) センター長
昭和〇〇年、大阪生まれ。その後、父の仕事の関係で新宿→横浜と移り住み、結婚を機に長野市に。息子が1年生になった春にNPOの世界に足を踏み入れ、その後、社協ボランティアセンター・地域福祉担当を経て、再びNPOの世界に舞い戻ってきました。自称「放し飼い妻」、子育ても一段落、仕事とボランティアと趣味に生きています。妄想が好きな仲間と楽しく活動していますが、ときどき首が締まって悲鳴をあげる日々です。

コミュニティマネジメントという言葉に出会って4年目。自分のことは棚に上げて団体の皆さんにぜひ実践してもらいたい!!と思っています。
特定非営利活動法人まつどNPO協議会 理事
千葉県松戸市の中間支援施設でセンター長や高齢者の暮らしを地域で支える生活支援コーディネーターの役割を担っている他、自身が代表を務める団体にて民間学童を運営するなど、「子ども若者が未来に希望を持てる社会」を目指して活動中。2020年度より休眠預金の実行団体としてコンソーシアムの運営に関わっている。

先行きが見えない今だからこそ、少し立ち止まって自分たちにとって目指したい社会のあり方に向き合ってみる。皆さんと一緒にそんな時間を過ごせると良いなと思っています。
NPO法人おっちラボ/(公財)うんなんコミュニティ財団 代表理事/理事
東京都生まれ。弁護士として約4年、企業向けの業務を経験した後、2015年6月におっちラボに加入し島根県雲南市に移住。地域課題解決にチャレンジする人を支援する「幸雲南塾」などを運営。2020年に市民等約600人で立ち上げた(公財)うんなんコミュニティ財団の理事。

人材がコミュニティを作り、コミュニティが人材を育むという循環を地域で生み出せたらおもしろいことが起きるはず。参加者の皆さんからも学ばせていただきます。どうぞよろしくお願いします。

働く人が幸せになる組織づくり。一人ひとりが輝けるコミュニティづくり。いま働くことに人間性を取り戻そうとする動きが加速しています。つながりやコミュニティを感じながら豊かに働くとは何か?いま多くの関心を集める次の時代の働き方について、コミュニティの視点から考えたいと思います。
株式会社ワンピース 代表取締役
明治大学を中退。ベンチャー企業でインターン後、21歳で起業。約8個の事業を試した後、23歳で現在の株式会社ワンピース設立。アパレル通販ブランドを複数運営。人々の毎日に幸せや喜びや感動の溢れる世界をつくる。を企業コンセプトとし、未来の幸せな社会をつくるために地域コミュニティの社会実験や、働く幸せや幸せな会社づくりの社会実験のため、日本初の独自ティール組織を開発運営してます。脱資本主義社会を目指し、心豊かに生きる人を増やしたり、持続可能な地球をつくっていくために活動中。

ぜひ、社会をみんなでよりよくしてきましょう!!ぜひ繋がってください!!
Adobe Design Jimoto / 株式会社ノングリッド Adobe Design Jimoto:コミュニティエバンジェリスト / 株式会社ノングリッド:プロデューサー
プロジェクトプロデューサー/コミュニティデザイナー
人と社会を繋げるコミュニケーションデザインを軸にブランディング、キャンペーンにおけるクリエイティブの企画制作、コミュニティづくりに携わる。誰もが創造力を発揮できる社会づくりのため「デザインの民主化」を掲げ、パラレルワーカーとしても活動中。

社会が急激に変化している今だからこそ、自分たちの時代、未来を、自分たちでデザインしましょう!
非営利型株式会社Polaris 取締役 ファウンダー / Chief Story Officer
IT系企業を、出産を機に退職。利用者だった子育て支援のNPOに関わるようになり、仲間とともに、居場所と出番、新しいキャリアを創っていく楽しさを知る。当事者意識の変化を受け、「子ども子育て」から「働き方」に軸足を変更すべく2012年Polaris設立。「未来におけるあたりまえのはたらきかたをつくる」を掲げ、事業を展開している。

この1年、きっと多くの方が自分の暮らしやはたらき方について、なんらかの「とらえなおし」をされているのではないでしょうか。このイベントは、様々なゲストのお話や参加されている方との交流から「コミュニティと自分の関係性」を考えるとってもいい機会です。私も、みなさんと一緒に「自分とコミュニティ」の距離感や温度感、そこにいる自分の手触りなんかを改めて感じたいなと思っています。

ゲストそれぞれに「大学」「公民館」「自治会」という看板と形を持ちながら、そこに広がっているのは「場」であり、「人づくり」です。「場」をマネジメントしながら、住民や市民の「参加」や「成長」をコーディネートしていく。地域における活動のつくり方とはどういうものか。この3人の少し“うなりたくなる”事例をぜひ見に来てください。
こすぎの大学
公ではブランド戦略を、私では地域デザインを。NECではコーポレートブランド戦略を担当。2013年より自分が住まう街、神奈川県川崎市の武蔵小杉でソーシャル系大学「こすぎの大学」を企画運営。2021年4月に節目となる100回目を迎える。公私を融合させた「働き方」や「楽しみ方」を模索中。

みなさんの活動にお役立ちできるギフトができるように努めます
まちびと会社ビジョナリアル 共同代表
まちを使う人のお役に立ちたいと、福岡県久留米市にて、まちびと会社visionArealを設立。最近では「ローカルをまじめにエンターテイメントする」をコンセプトに、くるめオンライン公民館を開催

最近、人々の関わり合いの実感が、さらに薄くなってる感じていましたが、このような機会を頂けて、何よりもみなさまにお会いできることが楽しみです!
Brillia City 横浜磯子自治会 会長
上級BBQインストラクターとして本格的なBBQスタイルを地域に導入したことがきっかけで、30代で3000人の街の自治会長に就任。夏祭りで多くの住民ボランティアが楽しく汗を流す姿をヒントに独自のタウンマネジメント手法「自治会レボリューション」を考案し、新しい時代にふさわしい自治会の姿を開拓している。

いま、地域コミュニティに人々が回帰して来ています。新しい時代の地域コミュニティの姿を一緒に考えましょう!

長年に渡って「教育」にどっぷりと人生と情熱を注いでいるお三方ですが、共通するキーワードが「つながり」と「コミュニティ」。関わり合いや関係性の中で、学びや成長が加速するから、そのための「つながり」や「コミュニティ」をつくることを現場レベルでずっとずっとやってきています。その情熱と考え方に触れると、やけどすること間違いなしです(笑)。
隠岐國学習センター センター長
福岡県大牟田市出身。大手情報出版会社、人材育成会社を経て、2009年島根県海士町に移住。統廃合の危機にある隠岐島前高校の「高校魅力化プロジェクト」に携わり、高校地域連携型公立塾を立ち上げる。学校と地域が一体となった人づくりの実践者として、人と地域が育つ学びについて探究中。総務省地域力創造アドバイザー。

皆さんと一緒に、ここちよいつながりがつくりだせるとうれしいです。よろしくお願いします!
ディスカバ! コーディネーター
NPOカタリバでカタリ場事業、中高生の秘密基地b-lab、コラボ・スクールましき夢創塾、全国高校生マイプロジェクト事務局を手がける。2019年に独立し現職。2021年現在、桜美林大学高大連携コーディネーター、慶應義塾大学非常勤講師、NPOカタリバパートナー。共著『本気の教育改革論』(学事出版)

やっぱり教育よりも強力なのはコミュニティだと思いませんか?
NPO法人DNA 代表理事
89年、北海道士別市生まれ。群馬県高崎市在住。「群馬の10代に、しなやかな学びを。」をミッションとした教育事業を展開。県内の高等学校で「探究コーディネーター」等の仕組みづくりを行う一方で、10代自身が互いに学び合う学習を展開。認定キャリア教育コーディネーター。

10代が、心地よくいられて、学び豊かなつながりを、ともに考えたいです:)

無人駅、築130年越えの古民家、森と自然。そこに住む人さえ忘れてしまったり、忘れかけているような価値を新しく生まれ変わらせ再定義している3人。彼らがやっていることは、地方と都市、人と森、住む人と訪れる人の境界線をなくすこと。そして、それは人と人の、人と自然の新しいつながりを生み、多くの人が笑顔で関わってきているように思います。
株式会社hase 代表取締役
カナダ、ニューヨークを経て、帰国後Uターンして、ゲストハウス「ruco」を2013年に開業。今年8月には、JR西日本とタイアップして、山陰本線沿いの阿川駅をリユースしたカフェスタンド「Agawa」をオープン

どうぞ宜しくお願い致します!
NPO法人森の生活 代表理事
愛知県名古屋市出身。大学時代に訪れた北海道の森林や農山村に魅せられ、2010年に北海道下川町に移住し、NPO法人森の生活に参画。2013年代表理事就任。
幼・小・中・高校15年一貫の森林環境教育や、町の委員としての将来ビジョン策定に従事。好きなこと森から食材をいただくこと。春は山菜採り、夏は渓流釣り、秋~冬は狩猟。

この1年、足元にある自然環境、家庭、友人、地域の人、そして想いを共にできる離れた場所に暮らす人とのつながりを省みる機会が増えました。これからの時代を深く味わい生き抜いていくために本当に大切なことは何なのか、皆さんとともに考える時間にしたいと思います。
シェアビレッジ株式会社 CEO(Chief Entertainment Officer)
1985年秋田生まれ。内閣府地域活性化伝道師。総務省地域力創造アドバイザー。 2010年若手米農家集団トラ男を結成し、torao.jpとtoraofamily.comを運営。 2015年シェアビレッジ開村。 2017年おむすびスタンドANDON、2020年お粥とお酒ANDONシモキタを開店。

地域に足りないスキルやパワーをオンラインのコミュニティ”シェアビレッジ”をつくって村民を集めて新しい村づくりをしています。さぁあなたも年貢の納め時!
※基調講演・分科会のテーマ/ゲストは、状況により変更になる場合がございます。予めご了承ください。