【出張講座レポート】埼玉県所沢市市民活動支援センター様「新たな担い手づくりのヒント」

埼玉県の所沢市市民活動支援センター様よりご依頼を受けて、単発講座「新たな担い手づくりのヒント」を実施しました。

講座概要

講座名:新たな担い手づくりのヒント
日時:2022年3月19日(土)14時~16時
会場:子どもと福祉の未来館(リアル開催)
講師:間藤大輔(CRファクトリーコミュニティマネジメント認定インストラクター)
参加人数:18名
主催:所沢市市民活動支援センター

講師レポート

CRファクトリーコミュニティマネジメント認定インストラクターの間藤大輔です。

埼玉県所沢市でまちづくりや地域づくりを支援している所沢市市民活動支援センターより依頼を頂き、「新たな担い手づくりのヒント」という講座を開催しました。

全国的にも共通した課題かもしれませんが、市民活動団体や自治会町内会などでの「メンバーの高齢化、固定化」が、コロナ渦によってより顕在化されてきたのではないかと思います。

このような状況では、コミュニティ活動を継続していくためにも新たなメンバーをどのように増やしていくかということが重要となってきます。今回の講座では、担い手づくりのヒントを共に考えていくことを目的としました。

コロナ渦では、イベント・場づくり・交流を主活動としている団体にとって、活動そのものが実施しにくい状況だったと言えます。そこでコロナ渦において、どのような問題に直面したかやどのような取り組みを行ってきたかを参加者同士で共有を行いました。その上で、新たな仲間の巻き込み方の流れを、興味・愛着・主体という3つのフェーズに分けて講義とグループワークを行いました。講座直後には表情の硬かった参加者も、まだまだ時間が足りないといったくらいに、積極的な対話を行っていたのが印象的でした。

今回の講座はしっかりと感染対策を行った上での対面開催でした。グループワーク以外にも、休憩時間や講義終了後も参加者が活発に情報交換をされていました。オンライン講座が増えてきていますが、こういった情報交換が行いやすいのは対面開催のメリットと言えます。コロナ渦で活動を行う上でのヒントを、それぞれの参加者がグループワークを通じて気づくことができたのではないかと思います。

ご参加者の声

会場やアンケートで、以下のようなご感想や印象に残ったことについてお声を頂きました。

  • コロナ禍だからできないと甘んじていたところがあったが、今までの活動を維持するだけでなく、コロナ禍だから必要と思う新分野の活動を考えたいと思った。
  • 「新たな仲間の巻き込み方」がよかった。実践してみたい。
  • 巻き込む流れを設計する(興味・愛着・主体)。ディスカッションが出来て良かった。
  • 苦労を共有!グループディスカッションを参考にしたい。
  • 講座を受けて新たな担い手をさぐるヒントを得たいと思ってきましたが、ヒントは自分にある、一生懸命考えることが重要なことだと感じました。新たな気持ちで会の運営を考えるきっかけになりました。

ご担当者の声

参加者の方々は積極的な意見交換をしていたり、質疑応答でも具体的なアドバイスを聞かれるなど、前のめり気味に参加されている方が多かったです。また、募集人数を超える応募があり、普段の講座ではNPO法人や任意団体がほとんどですが、今回は自治会・町内会の方々も参加されており、様々な団体が興味関心を持たれているテーマと感じました。参加された方は講座を通してヒントを得られたのではと思います。
(所沢市市民活動支援センター ご担当者様より)

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