【開催レポート】千葉県の事業で「コミュニティ塾(e-Learning版)」を導入しました!(千葉県市民活動団体マネジメント事業)

平成30年度千葉県市民活動団体マネジメント事業」にて、
NPO法人まつどNPO協議会と連携して、千葉県域のNPO・市民活動の運営者を対象に、
コミュニティ塾(e-Learning版)」及び「コミュニティキャピタル診断」を実施しました。千葉県域のNPO・市民活動では、「運営者層の高齢化による担い手不足」などが課題であることから、運営の担い手を巻き込む土壌づくりを目的に導入しました。▼動画授業の様子



▲集合授業の様子(千葉市と市川市で開催)

コミュニティキャピタル診断によって、自団体が抱える課題を見える化するとともに、
コミュニティ塾ではE-learning・反転授業の手法を取り入れて、
事前に動画講義を自宅学習し、集合授業で対話をしながら、実践に向けたアクションを磨いていきました。
本講座では、同じ団体から代表・幹部に加えてスタッフ・メンバーも参加し、
団体内での共通認識が生まれて課題解決に向けた士気が高まったことが大きな成果だったと思います。

また、学び合いを通じて今後も続く参加者同士のネットワークも育まれました。
今後も他地域と連携しながら、全国にプログラムを展開していきます。

<参加者の声>
・コミュニティ運営の基礎知識が学べて、団体運営の今後のアクションがすごく明確になりました!
・こういう方法論を学ぶことは、はじめてだったので改めて確認することができてよかった。
・塾は他の団体の方とのつながりができ、みんな頑張ってる!を知ることができて、私も頑張りたいと思いました。
・講義内容は自宅などで予習してくるので、集合事業の時間をうまく使えてよかった。来てその場で考えるじゃないので、はっきりしたことが言えた。
・団体への関わり方の濃さはみんな違って良いということがわかりました。
・年間計画など実務的な運営の仕方が良い学びになりました。
・動画の長さもちょうどよく、好きな時間に学べることはよかったです!
・動画は少し笑わせてくれる内容でとても楽しかったし、解りやすかったです。

担当者の声(NPO法人まつどNPO協議会 小熊 浩典氏)

■本プログラムの導入経緯
千葉県行政が抱える課題、市民活動団体の人材面・資金面の課題への支援、組織運営力を高める「市民活動団体マネジメント事業」の企画提案募集を見た時に、私達が活動する松戸市から見た今の県内NPOの状況に、市内でも協業したCRファクトリーの皆さんのコンテンツ、そして何より考え方・姿勢がマッチするな、と思いました。ありがちなオムニバスセミナーではない、地に足のついた、体幹トレーニングのようなプログラムこそ必要、ということで、行政の講座にも関わらずコミュニティ塾(e-Learning版)を提案するという攻めた内容を提案、採択され実施することとなりました。

■本プログラム効果・価値
コミュニティ塾(e-Learning版)の事前に学習できること、スクーリングがあることの価値、相互の活動の内容を知ってつながること、自分たちの会を客観的に分析できること、周りにもがんばってる人たちがいること(皆がんばってる!)がアンケートで良かった感想としてあがっています。また、動画学習で好きな時間に学べること+平日午前の開催も相まって、子育て世代層の参加が多かったことが印象的でした。オンラインだからこそ、リアルで顔を合わせることの価値に気づきやすい、おもしろい事業だと思います。

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