【開催レポート(プレゼン資料あり)】医療・福祉×コミュニティ 〜「コミュニティ」と「つながり」で地域のWell-Being(健康・幸福)をつくる〜


11月8日に「医療・福祉×コミュニティ〜「コミュニティ」と「つながり」で地域のWell-Being(健康・幸福)をつくる〜」というオンライン対談イベントを実施しました。

ソーシャルキャピタルの知見・エビデンスが普及し、地域包括ケアの概念が社会実装として運用される今、改めて医療や福祉や健康における「コミュニティ」と「つながり」の重要性に光があたっているように思います。

  • 一人ひとりにとって最適で快適な「コミュニティ」と「つながり」があること。
  • 日常の動線の中に、健康や調子を気遣ってくれる「関わり」があること。
  • 病院や医療機関や福祉施設に加えて、それも含めた「まち」や「つながり」で健康をつくっていくこと。

そんなテーマについて、今回はCommunity Nurse Companyの矢田明子氏と、東京医科歯科大学・JAGESの長嶺由衣子氏、そしてCRファクトリーの呉哲煥の3名でプレゼンテーション&クロストークを展開しました。

プレゼンテーションは心打たれる熱い内容で、クロストークもそれぞれの考え方や視点がクロスして、個人的にもとても興奮する熱いイベントとなりました。

プレゼン資料

Community Nurse Company株式会社 代表取締役 矢田 明子氏


東京医科歯科大学 助教 長嶺由 衣子氏


CRファクトリー代表 呉哲煥


参加者の声

■普段の生活の中で、医療や健康は他人事。だから日常の中で、日常の導線の中に入り込んで健康に関して考えられるきっかけを作りたいと感じました。strong tiesとweak ties, どちらも大切にしてまずは自分自身の健康から、そして周りの健康にもいい影響を与えて行ける存在になりたいと感じました。

■専門職が地域に入るということで勝手にハードルをあげがちでしたが、お三方の話は、実践的かつハートのある中身で初めの1歩を踏み出す後押しをしてくれました。参加できて良かったです!ありがとうございました。

■強さと緩さのバランスがよいコミュニティの心地よさや豊かさは、想像するだけでニッコリと顔が緩みます。コミュニティ全体が円滑に機能するために、相互に個々を尊重することからスタートしたいと思いました。話し手の方々の体験に基づく現在の活動に「想いや疑問に対して行動していく」大切さも伝わってきました。

■受け入れてくれる安心感というキーワードがとても素敵だと思いました。現在、地域包括支援センターにいて、地域づくりが求められています。生活支援コーディネーターの仕事も包括でと言われています。その中で、孤独な人やなかなか仲間に入れない人もたくさんいて、でも人とのコミュニケーションを図ったり、今のままのあなたでいいのよと言いながら、見守ってくれる仲間がいることで、安心して最期を過ごせることができるかもしれないと感じました。

今後のイベント案内



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