コラム「人間にはセレモニー(儀式)が必要だ」

こんにちは、代表の呉です。
最近、セレモニー(儀式)の重要性を感じています。

連続性のある日常の中で、少し立ち止まって
「今までしてきたこと」や「現在の自分」
を改めて確認することは人間にとってとても大事なことです。

それをすることによって、
「今までしてきた苦労や行為がいったいなんだったのか」や
「いま自分はこれだけの人たちに恵まれていて、こんなに幸せなんだ」と
いうことを確認できたり、肯定できたりするわけです。
「結婚式」もそうですし、「卒業式」もそうですし、「地域のお祭」も
そんな「確認」の機能があるのだと思います。

連続性のある日常の中で、「自分がやっていることの意味」を確認することはとても難しい。
連続性のある日常の中で、「自分のまわりにいる人・仲間・絆」を確認することはとても難しい。
連続性のある日常の中で、「自分の成長や達成したこと」を確認することはとても難しい。

人は儀式(セレモニー)を通して、それらを「確認」することができるのです。

そうなると「イベント」はとても重要です。
社外的には、各種イベント・シンポジウムなどもその機能を果たしますし、
「周年イベント」はまさにこの機能(意味の確認/絆の確認/成果の確認)を果たします。

社内的には、各種研修・ワークショップ、成果報告会、総会などですね。
日常業務の連続性の中では、「達成感」や「成長実感」を感じることは難しいですからね。
また「一緒にがんばっている仲間を感じる」ことも重要ですからね。
そういうことを意図的に計画的に組み込んでいきたい。そのためには「年間計画」が重要です。

CRファクトリーでは、社内イベントの年間計画を立てるのにだいぶ力を入れていて、
■全社イベント:年7回(総会や旅行・レジャーや新年会的なもの)
■コアスタッフイベント:年9回(研修会・ワークショップ的なもの)
を年初に設計して、意図的に「確認」の機会を組み込んでいます。

2014年も終わりが見えてきたタイミング。
そろそろ来年の年間計画を考え始めてみませんか。
「目的・意味」「達成感・成長実感」「仲間・絆」を確認できるような社内外のイベントを設計して、一人ひとりの「コミットメント」と「愛着」の高い強くあたたかい組織をつくりましょう。

(呉 哲煥)

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