【出張講座レポート】袖ケ浦市 市民協働推進課様「withコロナ時代における自治会活動・地域活動の工夫」

2021年7月4日(日)、袖ヶ浦市の自治連絡協議会の役員の方々に向けたオンライン出張講座を開催いたしました。

例年であれば、町会自治会の運営に携わっておられる100名以上の会員の方々が集まり、研修会を行う予定でしたが、感染対策のため当日は役員の方々のみ会場で受講していただきました。その様子を録画編集し、後日皆さまに向けてYouTubeで配信されたとのことです。

講座名:「withコロナ時代における自治会活動・地域活動の工夫」
日 時:2021年7月4日(日)9時半~11時半
場 所:Zoomによる会場への配信
講 師:阿部 剛(CRファクトリー理事・コミュニティマネジメント認定インストラクター)
参加人数:10名
主 催:袖ヶ浦市自治連絡協議会

本セミナーでは、町会自治会においてコロナ禍でどのように活動を再開すれば良いのか、また実施する上でのヒントを得たいという要望をいただき、コミュニティマネジメントの観点を踏まえながら、地域で実践されている事例をお伝えしていきました。

講義① コロナ禍による地域活動への影響
講義② これからの活動をどう進めるか
講義③ 事例紹介:コロナ禍に負けない地域づくりの工夫

まず前提として、地域活動を進める上で「感染のリスク」の懸念が常にある現在において「なぜやるのか?」という根源的な問いが投げかけられているというお話しをしました。

町会自治会においても、慣習的に進めてきた企画やイベントをただやるのではなく、地域の現状をあらためて見つめなおし、自分たちの活動の意味を考えることで、afterコロナにおいてもより価値のあるコミュニティ活動に変化していくことができるのではないでしょうか?

特に高齢者におけるフレイルの進行は深刻な状況になっている可能性もあり、地域で行われてきた社会参加の必要性、介護予防との関連についてデータも用いながらご説明しました。


後半の実践事例では、以下の3つのキーワードごとに地域主体で行われている工夫や注意すべきポイントについて触れていきました。

「屋外活動への切り替え・発展」
「集まらない形でのつながりの維持」
「オンラインをうまく取り入れる」

講義の後には参加者との質疑応答の時間を取り、「現役世代が地域活動に参加しやすくなるための工夫」「イベントを開催するにあたっての具体的な注意点」など積極的に質問をいただきました。

もうしばらくwithコロナの状況は続きそうですが、こういうときこそみなさんで連携し合って知恵を出し合っていくことが大切だと思います。市民活動・地域活動をこれからも支援・応援していきたいと思います。


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