新型コロナウイルス感染拡大の影響により、社会環境が一変しました。自粛によるステイ・ホーム活動により、オンラインの普及が一気に進みました。働き方もテレワークによる在宅勤務が市民権を得始めています。
オフラインで人と会うことが少なくなり、「雑談」や「姿をみかける」ということから他者の温度を知る機会がなくなりました。約束・設定しないと人と会えなくなったということでもあります。ちょっとしたことかもしれませんが、「偶発(ハプニング)」が起こりづらくなったとも言えます。アイディアやイノベーションはそうしたものから生まれる場合も多いので、難しいところです。
逆にオンラインが推進され、今まではリアルが前提で進んでいた物事もオンラインで代替えするのが一般的になりました。物理的距離やそれにかかるコストを理由に、交流できなかった団体やコミュニティが容易に出会うことができるようになりました。
私たちCRファクトリーは、そのメリット・デメリットを掛け合わせて、オンラインによって減ってしまった偶発の機会を、オンラインで物理的距離を超えて『越境交流』することで、補うことができるのではないかと考え、「越境リーグ」という団体間交流プログラムを開発しました。
全国の非営利組織とのネットワークが強いCRファクトリーだからこそのマッチング力と、非営利組織へのマネジメントの多数の打ち手を提供することで、自分の組織にだけに凝り固まらず、他組織の力も借りながら、よりより社会づくりへの推進力を生み出していきます。
越境リーグとは
CRファクトリーの人気コンテンツに「『自分』×『団体』プレゼン」というフレームワークがあります。団体内のスタッフや関係者の相互理解に有効で、今まで様々な団体に導入をさせていただきました。
今回の「越境リーグ」では、その「『自分』×『団体』プレゼン」を、ひとつの団体内で展開するのではなく、他団体に越境して複数団体でプレゼンし合います。いわば「他流試合」を行うようなイメージです。
テレワークをしている非営利団体も多いと聞いています。なかなかリアルで会えない中で、スタッフのモチベーションや一体感を保っていくのはとても難しいことです。それを自団体だけで解決しようとせずに、他団体の力も借りてみるのも良いのではないでしょうか。
他の団体のスタッフとの「『自分』×『団体』プレゼン」により、「自分を語ること」「団体を語ること」「相互理解すること」の観点から各自のストーリーを聞くことを通して、「自分はどうなんだろう」「自団体はどうなんだろう」「もっと話が聞いてみたい、伝えたい」と心が動くことが、日々の活動を推進するための原動力になるはずです。
告知・出場団体募集チラシ
お問い合わせ
NPO法人CRファクトリー 事務局
越境リーグ 担当 安達亮
e-league@crfactory.com