コラム「仲間の物語が組織を強くする」

こんにちは! コンサルタントの五井渕です。
先日、CRファクトリーの団体内研修(イベント)として、「自分×団体プレゼン」ワークショップを行いました。
短く言えば、「自分がなぜこの団体に関わっているか」「どうしていきたいか」という体験や想いをスタッフそれぞれの言葉で語るフレームワークです(商品化もしていますので、よかったらホームページを見てやってください)。

NPO法人CRファクトリー

私たちCRファクトリーは、「コミュニティが人を幸せにする」と考え、「ひとりひとりに居場所・仲間が存在する」ために、マネジメント支援という切り口ではたらきかけている団体です。
代表の呉や、私に限らず、そんな団体に集まるスタッフひとりひとりが、「仲間」「居場所」「人とのつながり」に関わる原体験を持っています。
原体験と、現在位置と、未来への想い。ひとりひとりの物語に共感・感情移入し、組織として・人としての結びつきが強くなる瞬間を目の前にしました。

そんな素敵な語りを目の前にしながら、「やってきてよかった」「これからも、この仲間たちと」と強く思い、ついつい涙が出てくるのですね。
自分は「誰とやるか」を大事にし、モチベーションを感じる人間なのだと自覚するのは、こういう時です。

いつも同じ方向を見ている隣の仲間が、何を考えて、どうして関わっているか。皆さんの活動・組織の中では、そんなことを語り合う機会を持っていますか?
「なぜ関わっているの?」「これからどうしていきたいの?」「大切なものは?」「あなたの将来は?」「この団体の将来は?」
自分に問い、仲間と語り、互いに共感を強くすることが、きっと組織の成果の質を高めることになるはずです。

(コンサルタント 五井渕 利明)

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