コラム「個別連絡が場をつくる」

こんにちは、代表の呉です。

イベントやミーティングに人を集めるときに、この「個別に連絡する」という方法は「手間」と「コスト」のかかる方法ですね。
メーリングリストやfacebookに投稿することで、自動的に集められたらいいですよね。

長年イベントやミーティングをやってきて(人を集めてきて)、試行錯誤しながら、現時点でたどり着いている結論は「個別連絡」の重要性と効果です。
1人1人に「今度こういうイベントあるんだけどどうですか?」「今度のミーティングちゃんと来れる?」と連絡すること。

社外向けのイベントならまだしも、社内のミーティングにも個別連絡は必要なの?
と思われるかもしれません。
ここは確かに私も迷うところで、「ここにどこまで手間・コストを割くのか(割かなきゃいけないのか)」「みんな対等で自発的に参加しているんだからリーダーが世話焼くみたいなことでいいのか」といったところで、どこまでやるべきかはケースバイケースですね。

ただ、やっぱり人によって温度差はあるし、メーリングリストに一本連絡して、「行きます!」と連絡してちゃんと来る人もいれば、それだけでは「行きます連絡」もなく、実際来ないということもあったりします。そこに文句を言うよりも、その温度差を認めて、リーダーの主体で温度を上げていく努力をする・・・ぐらいの姿勢がリーダーには必要だと思います。

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イベントも、「空中戦」でFacebookやTwitterにたくさん情報発信することはとてもとても重要ですが、「数字をつくる」上では「個別連絡」はとても有効です(「地上戦」とか言ったりします・笑)。「個別連絡」(地上戦)の積み重ねは確実に結果をつくりますし、それが基盤にあってこそ「空中戦」が効いてきます。

「場づくり」は人を集められなくては意味がありません。目的やテーマに合わせて必要な人数が集まってこそ「場」が生まれ、「交流・対話」が生まれ、「何か(創発)」が生まれます。なので、「意地で」(笑)人を集めないといけないのです。

「イベント」も「ミーティング」も、当たり前だけど人を集めることが重要です(テーマ・目的に合った必要人数を集めることが重要です)。
そして結果を出すためには、「個別連絡」のような手間とコストのかかる泥臭いことが大切になります。
「泥臭いことをとことん意地でやりきる」覚悟があることこそが、イベントリーダー、ミーティングマネージャー、ひいてはコミュニティリーダーに必要な資質・スキルなのではないでしょうか。

                     (代表 呉哲煥)

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