講座概要
名称:「今一度団体運営を考え、新しい仲間の増やし方を学ぶ講座」
(令和5年度登録団体向け研修)
日時:2024(令和6)年1月16日(火)14時00分~15時30分
会場:伊勢原シティプラザ1階ふれあいホール
参加者 :36名(ボランティア団体、老人クラブ連合会、社会福祉法人、NPO、認定NPO の代表者・メンバー)
主催:社会福祉法人 伊勢原市社会福祉協議会 様
講師:尾木和子(CRファクトリーコミュニティマネジメント認定インストラクター)
講師レポート
CRファクトリーコミュニティマネジメント認定インストラクターの尾木和子です。
伊勢原市社会福祉協議会に登録された市民活動団体を対象にした研修会として、コミュニティマネジメントの基礎講座を行いました。
昨年度に開催された団体同士の情報交換会では、コロナ禍後の活動への不安や、会員の高齢化、新規会員が定着しない、などの声が出ていたとのこと。
そこで今回は、あらためて団体活動の維持に必要なことや新しい考え方をご紹介し、明日からの団体運営を別角度からも見つめていただくきっかけになるようにと本講座が企画されました。
日頃の活動で「頑張っているもののなかなか成果に結びつかない、うまくゆかない…」と感じられることがあると思います。講座ではまず、これは非営利団体によくある悩みであることを確認したあと、コミュニティマネジメントの5つの基本原則をお伝えし、団体組織運営の勘所を今一度自団体に置き換えて考えていただきました。
最後は、新しい担い手を得るためには、出会いから始まり担い手になるまでを3段階に分けて考えてゆく方法をお伝えしました。
今回のご参加者の多くは、10年20年と活動を支えてこられたベテランの方々です。
皆さん生き生きと活動されていらっしゃり、闊達とした若々しい方ばかりでした。
社会課題の解決にすでにもう何年も奔走されていらっしゃる大先輩の皆様へは、いつもと違う視点を1つでも持ち帰っていただくことを心がけました。
講師の言葉に頷いてメモをとっている方、腕組みでじっと考えられている方。それぞれに自団体のために何かを得ようとの積極的な姿勢で参加してくださり、またグループワークでは熱心に他の方のお話に耳を傾けて吸収しようとされている姿が印象的でした。
ご参加者の声
参加者のみなさんからは、会場やアンケートで以下のようなお声を頂きました。
- 気づきがたくさんあった。
- 他のグループの方の話を聞けて良かった。活動の参考になることもありました。
- それぞれ活動されていることを知れただけでも、参加して良かったです。
- 具体例にインスパイアされ、当団体でもミニまつりを企画しようと思いました。
役員ばかり頑張ってもだめだと前から思っていたので、やっぱりと思った。
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