コラム「自分一人の力じゃなく、チームの力を感じるとき」

こんにちは、代表の呉です。
先週日曜日に「コミュニティフォーラム2015」が日本財団で開催されました。

会場を埋め尽くすたくさんの参加者、豪華なゲスト陣、たくさんの熱いプレゼンテーションと参加者同士のダイアローグ。会場は本当に熱気にあふれ、たくさんの賞賛(すごい!)と感謝(ありがとう!)の声をいただき、とても良い価値を出せたとうれしく思っています。

200人規模となった今回の大イベントは、実は大学生のインターン3名が中心となって、ほぼすべてを進めました。準備には5ヶ月がかかりました。
大学生が、そしてボランタリーなインターンが、コミットメント高く力を合わせて、ここまでの大イベントと価値創出ができることに本当に感心しています。
失礼な言い方ですが、ど素人の学生です。それがここまでのクオリティ高い価値を創り出すことができること。「コミットメントと主体性が高いことこそ成果につながる」という、とても重要な原則を体現してくれたと思います。

大切な仲間がつくってくれた舞台で、私は基調講演と分科会とトークセッションを担当しました。運営はすべてスタッフがやってくれています。仲間がつくってくれた舞台だからこその責任感と感動を感じながら舞台に立っていました。なんだか不思議でした。私が運営をしていない。「こんな日が来るんだなぁ、こんな組織になったんだなぁ」とマンガの回想シーンのようにじんわりしていました(笑)。みんながつくってくれた舞台、プロジェクトスタッフ3人が5ヶ月間積み上げてきた工夫と努力、だからこそ、自分だけで責任が取れないこわさと充実感。自分一人の力を超えた「チームの力」を感じるとき。この瞬間に立ち会えて、こんな感覚・感情を味わえる幸せ。これだから「人と組織」はやめられないですね。^^

ゲストプレゼンターのSVP東京/認定NPO法人カタリバの岡本さんがフォーラム中に紹介していたアフリカのことわざ。
「早く行きたいなら一人で行け、遠くへ行きたいならみんなで行け」。
「みんな」で行くことを選ぶことで直面する困難も当然あれば、「みんな」とだから味わえると充実感や幸せもある。私たちCRファクトリーは当然「みんな」を選びますし、「みんなで行く」ことのモデルやノウハウを示すことが私たちの役割でもあると思っています。

今回参加してくださったみなさん、ご協力いただいたみなさん、本当にありがとうございました。「ありがとう」という言葉では足りないですね。本当にありがとうございました。
そして、この日のためにがんばってくれたスタッフ。特にプロジェクトスタッフの今井さん・松本くん・入村さん。

あなたたちは私たちの誇りであり、私の自信です。

(代表 呉 哲煥)

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