11月14日(日)に事務局スタッフギャザリング(以下、ギャザリング)を実施しました!
※ギャザリングは、上智大学との共同研究から見えてきた「コミュニティキャピタルの3因子」に基づいてコミュニケーション設計チームが企画・運営しています。
過去の開催レポートはこちら
2021年度第3回となる今回は、「第2因子 自己有用感」をテーマに実施しました!ここで言う「自己有用感」は、ただ活動に参加するだけでなく、「自分は役に立っている」「必要とされている」と思える感覚のことです(「コミュニティマネジメントの教科書」p.86)。それぞれが「自己有用感」を感じられるような企画を盛り込みました。
また、今回は、新型コロナウイルス感染状況を考慮し、オンラインとオフラインのハイブリッド形式の開催にチャレンジしました!
さすおれ・ほめほめタイム
自己有用感を育むために必要なことは「褒める!労う!感謝する!」です。
CRファクトリーは現在リモートワークがメインなので、他の事業がどんな活動をしているのか、仲間がどんな気持ちで取り組んでいるのかが見えにくいところがあります。
そこで各メンバーが、半年間の活動を振り返りプレゼンするワークショップを実施しました。
まず振り返ることで「さすおれ(さすが俺)」「さすわた(さすが私)」と自分を褒めてあげるのがミソです。そして日々のお互いの活躍や貢献に対して、感謝と労いをきちんと言葉にして伝え合うことも大事です。こうして、自己有用感を高め合う時間になりました。
水ポスター語りタイム
私たちCRファクトリーでは、「コミュニティって水みたいなもの」ポスター(ここでは、略して水ポスター)を作成しました!(詳しくはこちら)
今回は、3~4人のグループにわかれて水ポスターを見ながら1番気になった項目を1つ選んで、ひとりひとりが言葉にしました。自分自身で言葉にして自分がコミュニティで活動する時に大切にしていることに気づいたり、更に他の人の言葉を聞いてなるほど~そういう視点もあるんだ!と気づきが生まれ、水ポスターを2倍楽しめる時間でした。全然時間が足りず、また、「水ポスター語る会」を開催しようとなるくらい、魅力的な対話の時間を創り出すポスターだと気づくこともできました。
ハイブリッド開催の工夫
自宅からZoomで参加するメンバーも会場で参加するメンバーも、ギャザリングに集中して楽しめるように、Zoomと会場の両方に運営メンバーが入る、会場の参加者はスピーカーに向かって話す、会場の様子をパソコンとスマホの両方で映す、等の工夫をしました。参加の仕方に関わらず皆が一体感をもって参加できたように感じます。今後も試行錯誤を続けたいと思います!
参加者の声
1年半ぶりのCRファクトリーのリアルでの会合。うれしさと恥ずかしさと楽しさと。みんなの気持ちや存在やあたたかみを感じる時間になりました。(ごさん)
朝から夕方まで6時間、年4回実施されているスタッフギャザリング、正直、いろいろある中で、時間を捻出するのがきついなぁという思いもありましたが、自己有用感にフォーカスして、今年度を各自が振り返り、それにコメントを送り合うというワークが、立ち止まりケアされる時間になって、とても良かったです。私はオンラインで参加したのですが、後日、リアルに集まったメンバーの手書きメッセージが届いて、二度嬉しいギャザリングでした。(よねちゃん)
コミュニケーション設計チームのコメント
コミュニティキャピタル診断募集受付中!(12/24〆切)
「コミュニティキャピタル診断」は「コミュニティ・組織の状態」を測定する診断ツールです!後期診断を募集しています!
診断を通してわかること
メンバーが以下について、どのように感じながら活動しているかを知ることができます。
●どれくらい「理念に共感」「団体・活動に貢献したい」と思っているか
●どれくらい「自分は役に立っている」と思えているか
●どれくらい「居心地が良い」と思えているか
上智大学との共同研究によって導かれた「良いコミュニティ」3つの要素で、マイコミュニティの状態を把握して、強くあたたかい組織づくりをしませんか?